去る2019年6月15日付で退任致しました、オリヤス株式会社 創業者 安達 功会長の慰労会を社員全員で行いました。
場所は浅草から出航する屋形船での宴です。
レインボーブリッジの夜景がとてもきれいで、宵のやさしい海風を頬に受けながら、会長の現役時代を知る社員の方々から、会長との出会いから今日に至るまでの思い出深いお話から始まりました。
安達会長とともに仕事をしてきた社員は、口をそろえて「仕事では”般若”のように見えるほど、厳しい一面もありますが、一歩仕事をはなれると人情深い」とお人柄を語っていたのが印象的です。
そのお人柄が皆を引っ張り、いくつもの困難を乗り越えていく中で、現在の社風を作り上げてきたということが、若手社員の私にも伝わり、自社の歴史を感じる良い機会となりました。
安達会長のお話では、創業当時、折り箱を手作業で作り、自転車の荷台に積んで、でこぼこ道を往復して納品に行っていたそうです。汗を拭う会長の姿に感銘を受けたお客様から、冷えた果物を頂戴した時は涙が出るほど嬉しかったと回想されていました。
高度成長期の最中、折箱製造からプラスチック容器販売への職人から商人への大きな決断をしたことが、オリヤスの現在の礎となっています。
「お客様の為により良い商品を!」をモットーとして仕事に取組み、様々な困難の中、信頼関係を築きあげることが出来ました。そして、今まで支えて下さった皆様には、感謝の念が堪えないと話されていました。
今後も会長の信念を引き継ぎ、安達社長のもと社員一同、一丸となって益々の発展をして参ります!