今回は石焼生パスタ 蔵之助様向け、オンライン販売「CRAFT生PASTA」用資材についての提案事例をご紹介します。
石焼生パスタ 蔵之助様は、京都市西京区樫原にある京町家レストランです。古民家風の店構えに石焼のお皿のパスタという珍しい組み合わせの、おしゃれなパスタ屋さんです。

お客様からのご相談

冷凍パスタのオンライン販売事業を立ち上げたいが、包装資材についての知見がないとのことでパートナーを探しており、ご縁があって協力させていただきました。

オリヤスからのご提案

包装資材は食品とは違う特有のノウハウがあり、飲食関係のベテランの方でも立ち上げ時には苦労することがあります。
包装資材にかかる初期費用などがその一例で、大量に製造すると当然ながら一枚あたりのコストは下がるのですが、一からデザインをおこす別注品になると版代と言われる初期費用が発生し、初期生産ロットが多くなってデザイン変更までに使いきれずに廃棄となることがあります。
今回の場合、容器に巻く「のし紙」をメニュー別に作成することを想定していたのですが、一品目ごとに何千枚も印刷するのは現実的ではありません。
そこで、のし紙を共通で利用できる一種類にして、メニュー部分を“シール”で対応する提案をさせていただきました。シールはオンデマンド印刷で製造したため、版代もかからず、ロットも少ない数量からの対応も可能です。のし紙の版代も一種類だけで済み、初期コストとなる版代や過剰在庫の削減に貢献できました。

お客様の商品の出来上がりのイメージは固まっていたため、そのイメージを実現するために資材の形状やサイズ選定、材質面で提案をさせていただき、コストと耐寒性のバランスを考えてサンプルの試作を繰り返し、無事オープンされるまでのお手伝いができました。
まっさらな状態から商品を作りあげて行く中で、妥協していただかなければならない部分もありましたが、言われたことをそのまま行うのはプロではありません。お客様の理想と、現実的なコストのバランスをとる必要性もご納得いただきながら、ご希望の商品ラインナップ数で、オンライン販売の立ち上げに協力が出来たと思っております。

この他にも弊社では様々な改善提案を手掛けております。
オリジナルの包装資材をご検討の際はどうぞオリヤスへお問い合わせ下さい。

他の提案事例を見る

ご相談・お問い合わせ