今回は青果加工場様での、お正月資材についての提案事例をご紹介します。

お客様からのご相談

お正月のお雑煮に使われる「ぞうに大根」は普通の大根よりも小さい季節ものの大根です。関西地方ではおなじみのこの大根は「祝い大根」ともいわれ、「角が立たないように」と輪切りにして新年のお祝いのお雑煮に使われます。
こちらの「ぞうに大根」の包装資材を、現行のシールを使用したものより、目を引く形に変更したいというご相談をいただきました。

オリヤスからのご提案

当初はデザイン性を考えて、一般的によくある版を利用したグラビア印刷を使用した袋を検討しました。しかし、版にも経費が必要で大量ロットが必要となるのがグラビア印刷の弱点です。正月限定の季節ものの商品の場合、使用数量や使用頻度が限られます。一枚当たりの単価は安くても、使いきれないとお客様にとって総コストが高くなってしまいます。
現行のままシールでの提案を行っても、シール貼りの作業コストを考えると、お客様にとってトータルのメリットが少ないと予想できました。
そこで版を使用せず、小ロットでも対応が可能な、デジタル印刷の袋を提案しました。デジタル印刷は、金色や銀色のような特色を印刷することはできませんが、比較的小ロットでの印刷が可能なため、今回の提案にはピッタリです。

1枚あたりの見た目のコストとしては上がってしまいお客様への説明は最後まで苦労しました。しかし、結果として作業効率も改善でき、お客様ご希望の売り場でも目を引く、お正月にあった明るいデザインの包装資材を提案できたと思っております。

この他にも弊社では様々なデザインを手掛けております。
オリジナルの包装資材をご検討の際はどうぞオリヤスへお問い合わせ下さい。

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